人生100年といわれる時代になりました。
高齢者と呼ばれる65歳から、エンディングに向けて長いシニアライフが始まります。
みなさんは、シニアライフをどのように暮らしたいと望んでいらっしゃるでしょうか?
「趣味に生きる。」「生涯現役で仕事をする。」「穏やかな暮らしを続ける。」「体が動くうちにやりたいことをできるだけ多くかなえていきたい。」など様々な希望や夢があると思います。
当協会の役割は、皆様の思い描く「エンディングまでの時間を大切にして、活き活きとしたシニアライフの実現」をサポートすることだと考えています。
思い描くシニアライフの実現のためには、長くご自身の時間を楽しめる体作りとシニアライフを楽しめるマネープランとライフプランは欠かせません。
私たちは、そのライフプランの中に、病に倒れ寝たきりになったり重度の認知症になったりしても、自分の築き上げてきた財産を最期まで思い通りに使っていけるような仕組み作りもご提案しています。
その仕組みなくしては、資産は凍結されてしまいますから。
それは同時に、重篤な病や重度の認知症などで要介護状態になったとしても、家族や子どもたちに、金銭的な迷惑が掛からないようにするための仕組みでもあります。
親が高齢になると子どもたちは、親の介護を担える財力がないことを不安に思います。
「親の介護は親自身のお金で賄う」のが一番良いのですが、重篤な病や重度の認知症や寝たきりで介護状態になって親が自分でお金の管理ができなくなった時には、資産が凍結(定期預金の解約や預貯金の引き出しができない。所有している不動産が売れない等)してしまうため、親にいくら潤沢な資産資金があっても、そのお金を使うことはできなくなります。
そのため、子ども世代が親の介護を資金面でも担わざるを得ないということが起きてしまいます。
子どもにこのような負担をさせないためにも「準備」が必要です。
自分の資産を自分自身で使うことができなくなった時でも、自分自身の病や介護のための資金が動かせるようにして、家族や子どもの不安をなくすためのサポートも当協会が目指している役割のひとつです。
具体的には、不安を抱えている方の相談を受け、解決策を提案し実行するコンサルティング活動を中心に行ってまいりました。ところが長年、こうした活動を続ける中で、親御さんたちの病気や認知症等の病気の悪化が壁になり、コンサルティングがうまく進まないケースも多々経験しました。
健康でなければ、活き活きシニアライフは実現はできません。
認知症になってからでは遺す家族のために仕組みをつくる準備も何もすることができなくなります。
コンサルティングをする私たちは、必然的に予防医療や抗加齢医療などアンチエイジングへの関心が高まり、アンチエイジングに取り組んでいる人たちとの関係が多くできました。
いきいきとしたシニアライフを実現するための予防医療、抗加齢医療、最先端医療情報を会員へ届けるのも当協会の重要な役割と考えて、コンサルティング場での提案にとどまらず、定期的な情報の発信を続けていこうと思っています。