同居をしながら、介護をしている人、介護をされている人の組み合わせをみると、70歳から79歳の要介護者(介護されている人)を介護・面倒見ている人は70歳から79歳。
まさに70代は配偶者が面倒見ている状況です。この状況を「老老介護」と言います。
まさに70代は配偶者が面倒見ている状況です。この状況を「老老介護」と言います。
また、近年では、要介護1の人が要介護5の配偶を面倒見るという「介介護」と言われる状況も増加しています。
お互いに要介護状態だが、要介護度が低い人が、より高い要介護度の人の介護・面倒を見ている状況。
最近のニュースでは、認知症の男性が電車にはねられたという事件が起きました。
当時91歳の認知症の男性は、要介護4の状態でした。今回の判決では、妻に賠償命令が下りました。
しかし、この妻も当時85歳の要介護1の状態でした。
要介護1の妻が要介護4の夫を面倒み、妻が目を離したときに、電車にはねられてしまったのです。
つまり、要介護1の人であっても、監督する義務があるということを知らしめました。
現在、政府では、自宅で面倒を見る自宅介護を推進しています。
決して、他人ごとではない事件と考えていただきたいものです。